第5回の「介護懇談会」を開催

第5回の「介護懇談会」を開催

2月1日夜、公明党所沢支部主催の「介護懇談会」をミューズ管理棟の会議室にて開催しました。矢倉かつお参議院議員、私、公明党所沢市議団と訪問介護、訪問看護、施設管理者、ケアマネージャーなど、介護現場で日々ご奮闘いただいている事業者の皆様にご参加いただき、活発で大変貴重な意見交換を行うことができました。

やはり、介護現場の人材不足が多くの方から指摘されました。そして報酬引き上げはもちろん必要だが、女性が多い職場であることを考えると「働きやすさ」や「働きがいが感じられる」ことも大切との人材確保に向けた貴重な示唆をいただきました。また、全体的に在宅介護にシフトする中、土日に動けるヘルパーさんが少ないことや、訪問時の車両の駐車問題も複数の方から指摘されました。

矢倉勝男参議院議員を迎えた第5回介護懇談会

 

さらに、今回は介護だけでなく訪問看護の事業者や医療介護連携拠点の責任者の方も参加していただき、今後進めるべき介護と医療の連係を象徴するような意見交換ができました。

地域包括ケアシステムはそれぞれの地域で作り上げるものです。懇談会を通して所沢市オリジナルのシステム構築に、少し光が見えてきたような気がしました。さらに頑張りたいと決意しています。

寒い中、お集まりたいだきました皆様、本当にありがとうございました。

所沢中学校の公開研究授業を視察

各教室では大変レベルの高い授業が行われていました

1月31日午後、所沢中学校の公開研究授業を同僚の蒲生県議、所沢市議会公明党の村上、吉村、福原、植竹の4市議と一緒に視察しました。かねてから私が関心をもち、県議会でも推進を訴えているアクティブラーニングの実践例として視察をお願いしました。この日は、所沢中学校の授業研究発表大会で、さまざまに工夫された授業を多くの教員や関係者の方々も見学していました。

私たちも斉藤校長先生に案内をいただき、音楽、数学、国語、英語、社会、美術と授業を見て回りましたが、どの教室でも目を見張るような素晴らしい授業が行われており、本当に感心しました。斉藤校長先生によれば、私たちの世代が受けてきた「一斉講義型」の授業スタイルは大きく様変わりし、生徒に主体的で深い学びをうながす参加型のアクティブラーニングが日常的に行われつつあるとのことでした。

実際に授業を拝見していても、生徒たちもアクティブラーニングに慣れ親しんで、のびのびと勉強している様子がうかがえました。この授業スタイルは少人数グループの話合いなど、生徒の参加を要求しますので、取り残される生徒がほとんどいないことも特徴です。

一方で、これだけ質の高い授業を行うには、事前の準備や研究など、相当な時間とエネルギーが必要と思われます。それにはあまりにも現在の教員の労働環境は忙し過ぎます。部活動や生徒指導も大切な教育の要素ですが、何といっても一番大事なのは授業です。肝心カナメの授業の質をアップさせるには、他の優秀な授業を見たり、自ら研鑽する時間がどうしても必要ですが、現状では時間確保が大変厳しいことも改めて分かりました。さらに、授業公開後には同校の授業改善を指導してきた小貫悟・明星大学教授の講演「ユニバーサルデザインの授業」があり、この講演も目からウロコが落ちるような有意義なお話しでした。

先生方がもっと授業研究に取り組めるような環境整備にしっかり取り組まなくてはならないと改めて実感した視察でした。

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