所沢北高校の「協調学習」を視察

所沢北高校の「協調学習」を視察

11月15日の午後、所沢北高校の公開研究授業を視察しました。この日の公開研究授業は「協調学習」、もしくは「アクティブラーニング」とも言われる意欲的な方法で行われ、私も見学を楽しみにしていました。

学校の授業というと、いわゆる「講義形式」が多いと思いますが、協調学習という授業方法は、教員の問題提起を受け、生徒同士が小人数のグループに分かれて話し合ったり、発表し合いながら、結論に近づいていくアクティブな学習方法です。

この日、北高校では午後の2コマが研究授業として公開されており、私以外にも県内外から教員などの見学者が訪れていました。私は4時限の現代国語と5時限の世界史と数学の授業を拝見しましたが、一言でいうと大変すばらしい授業でした。取り残されている感じの生徒は一人もおらず、話し合いもいい感じでできているようでした。

ただし、これだけの授業をするためには相当の下準備が必要で、教員に求められるエネルギーと能力は大変なものと想像されます。

公開授業後には担当教員と見学者による意見交換会が行われていましたが、教員が自らの授業を公開し、他者と批評を受けるのはとても真摯かつ謙虚な姿勢であり、素晴らしいと思います。

かねてから、こうした意欲的な授業方法を推進してほしいと思っていますが、あらためてその思いを強くした視察でした。

「殺処分ゼロ」の神奈川県動物保護センターを視察

20161110_112543 20161110_113909 11月9日に県議会福祉保健医療委員会で神奈川県動物保護センターを視察しました。同センターででは犬は平成25年度から、猫は平成26年度から殺処分がゼロになるという成果を上げ、注目されています。

施設は平塚市の郊外、小高い丘の中腹にあり、周囲は畑が広がるのどかな風景が広がっています。我々一行が近づくと、それに気づいたのか、収容犬が吠える声が聞こえてきます。こうした施設を街中に設置しづらい理由の一つでもあります。

所長さんの説明を聞き、施設を一巡させてもらいましたが、施設自体は埼玉県と特に変わりはありません。かなり老朽化しており、平成31年の建て替えが決定していて、その際には当然のことながら焼却処分施設を設置しないそうです。

同センターが処分ゼロを実現できている理由の一つは、おそらく譲渡団体やボランティアの多大なる協力があると思います。50を超える譲渡先があり、日常的に連携を取っているとのことでした。大きな団体のシェルターには相当数の犬猫が引き取られているとのことでした。

もう一つ、譲渡し切れない犬猫をセンター内で頑張って飼っていることです。現在、面倒を見ているのは犬猫合わせて100匹以上に上るとのことでした。

ほかにも、引き取りについては厳格な対応を心掛けるなどの苦労が実り、何とか殺処分ゼロを維持しているとのことでした。怖いのは多頭飼育の崩壊があることで、これがあるとセンターの収容能力を超えてしまい、ゼロが困難になると言われていました。殺処分ゼロを目指す本県にとっても、大変参考になる取り組みでした。埼玉県もさらに頑張ってまいります。

【写真のオリの中に収容されている犬たちは処分を待っているのではありません。飼育場所がないので、やむを得ずここにいるのです。ネコも同様で譲渡をまちながら、ここで暮らしています】

 

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