ルール無視の共産党に異例の質問取り消し
12月定例県議会の一般質問2日目の9日、共産党議員に対して異例の質問取り消しが議長から宣告された。
県議会の一般質問の制限時間は30分だが、1~2分程度のオーバーは常識の範囲内で大目に見られている。今回、共産党のベテラン・Y議員は30分すぎても質問が読み終わらず、その時点で議場から「時間オーバーだぞ」との声が飛び始めた。普通ならこの段階で、急いで読むとか結論だけ言うとか、何らかの対応をするものだが、Y議員はどこ吹く風と悠々と原稿を読み続けた。議長から「質問時間を過ぎている」「簡潔に」「質問をやめなさい」と再三の注意を受けても一向に従わない。結局、議場内が騒然とする中、Y議員はわれ関せずといった風で、最後まで原稿を読み続けた。
ふてぶてしい態度で自席に戻るY議員に非難の声が沸き起こったが、Y議員は反省するどころか、ほかの議員だってやってると言い返し、開き直る始末。結局、再三の制止を無視し、全く反省のない姿に、議長は時間オーバー分の質問取り消しを宣告。極めて異例の事態となった。
質問時間という基本的なルールすら守れず、自分たちの主張のみに固執するY議員の姿は、まさに日本共産党の独善的体質を象徴するものだった。質問取り消しという恥ずべき結果は、自ら招いた報いと言えよう。
12月定例県議会が始まりました
12月2日(金)から埼玉県議会12月定例会が始まりました。初日は、本会議で提出議案の主旨説明が知事からあり、すぐ散会になります。
知事提出議案は21本、このほかにも各種行政委員の人事案件も提出される予定です。主な内容は、国の二次補正予算を受けた一般会計補正予算や、ワールドカップに向けた熊谷ラグビー場の改修費などです。会期は12月22日まで。
公明党からは、蒲生徳明議員が一般質問に立つことになっており、質問原稿の作成に連日奮闘しています。
本年最後の議会。しっかり取り組んで一年の締めくくりをしていいきたいものです。
商店街連合会の懇談会で
一昨日の11月29日、所沢市商店街連合会の歳末懇親会に出席させていただきました。初めての会でしたので、挨拶で自己紹介代わりに私自身が八百屋の倅であり、商家の育ちであることや働く両親の思い出を話させてもらいました。
そうしたところ乾杯後の懇談で、挨拶を聞いて親近感を持ったよといううれしいお声がけをいただきました。また、私の兄と姉の同級生だったよという方もおられ、地元出身というのはつくづくありがたいなと思いました。
小さい頃は、店をやっているため家族旅行にも連れていってもらえず、サラリーマンの家がうらやましいなと思ったものですが、八百屋の時代も今となっては本当に懐かしい記憶です。今は亡き母親が店を手伝いながら3人の子育てに本当に頑張っていたなと、何だか切ない思いに駆られました。
自分は一体がどこから来たのか。それを忘れずに、大切にしていきたいものです。
所沢北高校の「協調学習」を視察
11月15日の午後、所沢北高校の公開研究授業を視察しました。この日の公開研究授業は「協調学習」、もしくは「アクティブラーニング」とも言われる意欲的な方法で行われ、私も見学を楽しみにしていました。
学校の授業というと、いわゆる「講義形式」が多いと思いますが、協調学習という授業方法は、教員の問題提起を受け、生徒同士が小人数のグループに分かれて話し合ったり、発表し合いながら、結論に近づいていくアクティブな学習方法です。
この日、北高校では午後の2コマが研究授業として公開されており、私以外にも県内外から教員などの見学者が訪れていました。私は4時限の現代国語と5時限の世界史と数学の授業を拝見しましたが、一言でいうと大変すばらしい授業でした。取り残されている感じの生徒は一人もおらず、話し合いもいい感じでできているようでした。
ただし、これだけの授業をするためには相当の下準備が必要で、教員に求められるエネルギーと能力は大変なものと想像されます。
公開授業後には担当教員と見学者による意見交換会が行われていましたが、教員が自らの授業を公開し、他者と批評を受けるのはとても真摯かつ謙虚な姿勢であり、素晴らしいと思います。
かねてから、こうした意欲的な授業方法を推進してほしいと思っていますが、あらためてその思いを強くした視察でした。
「殺処分ゼロ」の神奈川県動物保護センターを視察
11月9日に県議会福祉保健医療委員会で神奈川県動物保護センターを視察しました。同センターででは犬は平成25年度から、猫は平成26年度から殺処分がゼロになるという成果を上げ、注目されています。
施設は平塚市の郊外、小高い丘の中腹にあり、周囲は畑が広がるのどかな風景が広がっています。我々一行が近づくと、それに気づいたのか、収容犬が吠える声が聞こえてきます。こうした施設を街中に設置しづらい理由の一つでもあります。
所長さんの説明を聞き、施設を一巡させてもらいましたが、施設自体は埼玉県と特に変わりはありません。かなり老朽化しており、平成31年の建て替えが決定していて、その際には当然のことながら焼却処分施設を設置しないそうです。
同センターが処分ゼロを実現できている理由の一つは、おそらく譲渡団体やボランティアの多大なる協力があると思います。50を超える譲渡先があり、日常的に連携を取っているとのことでした。大きな団体のシェルターには相当数の犬猫が引き取られているとのことでした。
もう一つ、譲渡し切れない犬猫をセンター内で頑張って飼っていることです。現在、面倒を見ているのは犬猫合わせて100匹以上に上るとのことでした。
ほかにも、引き取りについては厳格な対応を心掛けるなどの苦労が実り、何とか殺処分ゼロを維持しているとのことでした。怖いのは多頭飼育の崩壊があることで、これがあるとセンターの収容能力を超えてしまい、ゼロが困難になると言われていました。殺処分ゼロを目指す本県にとっても、大変参考になる取り組みでした。埼玉県もさらに頑張ってまいります。
【写真のオリの中に収容されている犬たちは処分を待っているのではありません。飼育場所がないので、やむを得ずここにいるのです。ネコも同様で譲渡をまちながら、ここで暮らしています】
代表質問がテレ玉で放映されます。
2月26日に無事終えた県議会の代表質問の模様が、3月4日(金)の午後8時からのテレ玉(テレビ埼玉)の「県議会中継」で放送されます。
1時間番組で代表質問2人分を放送しますが、私は後半の8時30分ごろからの予定です。
実際の質問は答弁を加えると1時間30分以上の長尺ですが、30分程度のダイジェストにまとめられています。取り上げるテーマは、「介護現場の声を聞け」「学校はだれのものか~コミュニティスクールの推進を」「信号機の整備は十分か」の3問です。自分で言うのもなんですが、いずれも大事な内容、かつ、聞きごたえがあるのではと思っています。ぜひ、ご視聴いただければうれしいです。
また、埼玉県議会のホームページには本会議質問の録画がすでにアップされています。私の代表質問も全編の動画としてご覧になれますので、よろしかったらこちらもご覧になってみてください。
代表質問終わりました!
おかげさまで、本日、私の県議会代表質問が無事?終わりました。
今は、緊張感が解け、やや力が抜けたような感じですが、全力でやりきったという思いです。
答弁的にはいいものもあれば、今一つかみあわないものもありましたが、新しい提案も多かったのですぐにいい答弁は出なくてもやむを得ないかもしれません。
実は、壇上に立った時、手元にある原稿が最新のものではないことに気づきました。誤って古いバージョンのものを持ってきてしまったのです! 一瞬、相当あせりましたが、何度も読み込んでいたので、何とかのりきることができました。本当に油断大敵ですね。
それにしても、議会事務局の方をはじめ、取材や視察にご協力いただいた方など、多くの方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。
2月26日(金)代表質問に登壇!
現在、2月定例県議会が開会していますが、2月26日(金)午後1時より、私・西山じゅんじが代表質問に登壇します。現在、質問に向けて懸命の準備中です。
いわゆる「2025年問題」への対応をはじめ、高齢者や若い人たちの雇用問題、健康づくり、環境、教育問題などを取り上げる予定です。
埼玉県議会のホームページからインターネット中継で生放送がご覧になれます。もちろん、埼玉県議会にお越しいただければ傍聴可能です(予約不要。12時45分までに県議会議事堂にお越しください)。ぜひお聞きください!
母校・川越高校の同窓会
10日夜、川越市内で母校・県立川越高校の29回卒業生の同窓会に出席してきました。卒業以来、初めての同窓会で
メチャメチャ懐かしく、楽しいひと時でした。
男子校ですので、色気一切なしですが、それでも140人ほどの同窓生が集い、最後には校歌と応援歌の大合唱で盛り上がりました。
卓球部だった私は、卓球部OBとして年に一度の交流試合で母校に行き、卓球部のOBとは会う機会がありましたが、学年全体の同窓会
は初めてて、「うわー。久しぶり!」というような友人にたくさん会うことができました。同窓会(同級生)というのは自分の体というか
歴史の一部分なんだなとあらためて思いました。
そして、なんと、あのノーベル賞受賞の梶田さんがわが学年の同級生なのです! 梶田さんも出席してくれ、快く写真撮影にも応じてくれていました。同級生がノーベル賞なんて本当にすごい!おめでとうございます!