日本の技術に感動! -先端議連の視察2題
少し日にちが前になりますが、9月11日に県議会の最先端技術振興議員連盟(先端議連)の視察に参加し、千葉市にある二つの先端技術を視察してきました。一つは独立行政法人・放射線医科学研究所、午後はJFEスチール(旧川鉄)です。どちらも日本の誇る先端技術であり、文系の私には理解が難しい世界ですが、とても勉強になりました。
放医研では、がん治療の最前線である重粒子線治療装置を視察。重粒子線という放射線物質は一般的な放射線と異なり、体内に入って一定の距離でピタリと止まり、強い放射線を放つ特質があり、それを活用して、体の奥にあるがん細胞をピンポイントで破壊することができるそうです。
痛くもないし、体も切らなくていい。いいことずくめですが、装置が巨大で、体育館ぐらいのスペースが必要。治療費はいまのところ300万円以上かかります。近隣では群馬大学医学部が導入し、埼玉県も将来的には導入を検討しています。いやー、スゴイ装置というか、すごい理論です。
午後のJFEスチールもすごかったです。まさに、鉄は国家なり、ではありませんが、ザ・男の職場という感じで、巨大な敷地に巨大な工場があり、すさまじい迫力で鉄が製造されているのを初めて見ました。
特に、真っ赤に焼けた長さ10数メートルのヨーカン状の鉄板が工場内のローラーですごいスピードで移動し、冷やされ、薄く延ばされていく工程は、その大音響とともに、圧巻でした。そんじょそこいらのSF特撮ものが吹っ飛ぶド迫力でした!これが日本を支えているのか!という感じです。
午前は、目に見えない世界、午後は目に見えるど迫力の世界。どちらも世界の最先端を走る技術に圧倒された視察でした。
初ラジオ! エフエム茶笛(ちゃっぴー)に出演
昨晩、エフエム茶笛のラジオ番組「白ゆりペット王国」にゲスト出演してきました。同番組は知人のKさんがパーソナリティを務めるペットに関する番組で、毎週金曜日の夜7時30分から8時まで放送されます。今回は、記念すべき50回目ということだそうです。
これまで、テレ玉や所沢市にあったローカルテレビ番組に出たことはありましたが、ラジオは初めての経験でした。Kさんはじめ、アシスタントのチャコさん(この方もよく存じ上げている方でした)や麻美ちゃんに助けられて、そんなにカミカミすることもなく無事収録が終わりました【写真は収録風景です】。
なくなった犬のハナちゃんや、今のニャン吉の話、ドッグランをはじめとする動物愛護政策の取り組みなどを紹介させてもらいました。
明日の夜、14日夜7時30分からの放送です。77.7MHz=エフエム茶笛(チャッピー)でぜひお会いしましょう!
残暑は厳しいけれど、朝晩はようやく……
今年の夏は暑さがいつまで続くのでしょうか。もう9月中旬だというのに日中は32、3度の厳しい暑さが続いています。体力的にきつい夏ですね。
それでも、朝晩の時間帯は涼しくなってきて、今朝の駅立ちでは、この夏初めて汗をかかずにいることができました。所沢駅西口なので朝は太陽が当たらないので、人一倍汗っかきの私もハンカチを使わずに済みました。季節の移り変わりを感じた次第です。
いずれ、駅立ちにも上着を着て、そしてコートやオーバーが必要な季節が巡ってくるんだなーとあらためて思います。そして、そのころには「近いうち」と言われた衆議院選挙も終わっていることでしょう。悔いなき準備をしていきたいと思います。
映画「のぼうの城」が完成!
埼玉県行田市にある忍(おし)城を舞台にした映画「のぼうの城」が完成し、映画とともに埼玉県を盛り上げようというイベントが埼玉会館で行われ、私も出席してきました。
映画製作者や知事、それに忍城主の末裔であるキリンビールの前社長さんのあいさつのほか、忍城でおもてなしのパフォーマンスをしている甲冑隊の演武などがありました【写真】。この後、場所を移して映画の試写会となりました。とっても面白かったです。
時は戦国の末、天下統一に向けて破竹の勢いの豊臣秀吉軍に逆らったのが、野村萬斎演じる「でくのぼう」こと忍城の城代・成田長親。2万人の秀吉軍に対して、迎え撃つ手勢は500人。秀吉軍が唯一落とせなかったのが、この忍城という史実に基づくエンターテイメントです。
野村萬斎の狂言師ならではのとぼけた味と時々見せる鋭さ。成親を守る武将役として、どうしてこんなんいかっこいいんだ佐藤浩市、いつからこんないい役者になったんだ山口智光(ぐっさん)。
埼玉県にこんな痛快な歴史があったのかと思わせてくれる、県民にとってうれしい映画です。公開は11月2日から。皆様、ぜひご覧ください。
ベストセラーになった原作小説も読んでみたいし、行田市の忍城も一度訪ねてみたいと思いました。