大分県視察報告② 太陽の家

大分県視察報告② 太陽の家

大分県視察報告② 太陽の家 先の大分県視察でかねてから関心のあった社会福祉法人「太陽の家」を訪ねることができました。
「太陽の家」は温泉で有名な別府市にあり、障害者雇用(特に身体障害者)については日本の草分け的存在であり、大分県の障害者雇用率に大きく貢献している存在です。
1966年に身体障害者授産所を開所して以来、オムロン、ソニー、ホンダなど一流企業と共同出資会社を設立し、障害者の雇用先を確保。近年は高齢者福祉事業にも携わるなど、多角的な事業展開で雇用先を確保し、社会貢献をされています。
自らも脊髄損傷で車いすを利用されている職員の方に案内、説明をいただきましたが、40数年にわたる尊い努力にまさに頭の下がる思いでした【写真は車いす利用者が使いやすいように低い位置に押しボタンが設置された信号機】。
特に、感銘を受けたのが、創立者・中村裕博士の
「No Charity but a Chance!」という言葉です。
障害者は保護される前に、自立のチャンスを与えられるべきだ、というような意味でしょうか。障害者福祉の黎明期にして、根本的な理念に基づかれていた取り組みに心から敬意を表し、学んでいきたいと思いました。

大分県視察報告 ①

 8月7、8日と大分県に会派で視察に行ってきました。大分県に行くのは初めてです。その報告をします。まずは、大分県の里親登録証について。
 2月の代表質問では、福岡市の取り組みを紹介し、本県の里親拡大を訴えましたが、大分県も里親委託では大きな成果を出している自治体の一つです。中でも、埼玉県でもすぐに取り入れることができるのが「里親登録証」の配布です。
 里親登録証は名刺サイズで、里親の氏名、生年月日、住所、登録番号、登録年月日、有効期間、交付年月日が記載され、知事の印が押されています。
 「市役所で里子の転入や転向の手続きをする際、里親としての身分を証明することができず、長時間待たされた」といった意見が里親サロンで出されたことがきっかけで発案・作成されました。
 その結果、「里子が警察沙汰を起こして警察に出向いた際に、里子との関係性をすぐに理解してもらえた」「児童手当用の通帳作成をはじめ、各種手続きがスムーズになった」などなど、公的な身分証明となる知事のハンコの威力は絶大なようです。
 里親登録証の発行には、予算がかかりません。埼玉県でも早急に導入すべきと意を強くしてきました。
 このほかにも、大分県はこの10年間程度で里親委託律を全国トップレベルに引き上げた取り組みがあり、大変参考になりました。
 また、意外なお話として、大分県の担当者から、「10年前、埼玉県は里親先進県でしたよ」と言われました。里親サロンは埼玉が発祥だそうです。しかし、今は埼玉の委託率は全国平均レベル。しっかり、頑張らなければいけません。
 

「説得」で処分数が8割減=高崎市動物指導センターを視察

「説得」で処分数が8割減=高崎市動物指導センターを視察 今日もまったく暑い日でしたが、県議団5人で群馬県の「お元気ポイント制度」と高崎市の動物指導センターを視察してきました。
午後に訪れた高崎市動物指導センターは、中核市となった23年4月から動物指導センターを開設しました。それを契機に犬猫の引き取りを簡単に承諾せずに、飼い続けることができないかどうかを粘り強く説得することにより、1年間で犬猫の殺処分数を約8割減少させるという劇的な成果を収めています。
お話を伺うと、電話だけでなく相談者のもとを二人一組で訪問し、現場の状況を確認しているなど、地道な努力をされていることが印象的でした。同時に、犬猫の去勢、避妊手術への助成制度も創設され、大きな力となっているようです。また、センター内に一時保護されている犬猫たちも名前を付けてもらって、かわいがられている雰囲気が伝わってきました【写真=生まれたばかりの子猫にミルクを与えているところ】。職員の皆さん一人ひとりの頑張りが大きな結果を生み、それがまた仕事の励みとなる好循環を生んでいるようです。
埼玉県も動物愛護では処分数の減少を目指していますが、「説得」はどうでしょうか。指導センターより各保険所の仕事となりそうですが、ぜひ頑張ってほしいと思います。

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