党員さんに感謝

党員さんに感謝

 本日は、年に一度の党員登録の日でした。今年も党員として物心ともに支えてくださる皆様に心から感謝申し上げます。
 お邪魔したY議員の地域で、壮年の方から大事なご意見を賜りました。最近の公明党は原点を忘れていないか、結党の精神が失われていないか、とのご指摘でした。
 国政で与党になって8年。地方でも実施的には多くの議会が与党的な立場にありますが、我が党、そして私は「与党ボケ」していないか。今、謙虚に反省し、再出発をしなければいけないと決意しています。
 声なき声に真摯に耳を傾けられる議員でありたいと思います。

安倍総理退陣に思う

 12日のお昼に安倍総理が衝撃的な退陣表明をして、今は早くも後継総裁に福田元官房長官が有力視されています。 「安倍総理、辞意」との一報を聞いたときは、「まさに政治の世界は一寸先は闇。何が起こるのか分からない」と思いました。
 個人的には、安倍総理に好感を持っておりました。爽やかな風貌と真面目で好感の持てる人柄で、先の参議院選挙敗北で困難な状況下で続投を表明した際には、これを乗り越えられれば本物の政治家になると期待していました。
 しかし、あまりにもいろんなことがあったのでしょう。精神的にも肉体的にも限界になってしまったようです。一国の総理には弁解が許されません。無責任の謗りを免れることはできないでしょう。
 政治家はある意味で「使い捨て」の存在です。その時代が求める「人」がいるようです。その任に耐えれば、小泉さんのように一世を風靡します。そうでなければ、ボロボロになり、いつしか忘れ去られていく…。当然といえば当然ですが、厳しい世界ですね。

総合政策委員会視察

 所属している総合政策委員会の視察で、2泊3日の日程で大阪、京都へ行ってきました。
 ユニバーサルデザイン、LRT(ライト・レール・トランジット)、広域行政、行政経営品質などのテーマで興味深く学ぶことができました。特に、民間のM社が進めているLRT(まあ、今風の路面電車です)が面白く、担当者の方の説明が本質を衝いていて、目からウロコの話しでした。
 欧州等で成功しているLRTの事例は、まず自分たちのまちをどのようにしたいかがはっきりしており、そのためにLRTが手段として導入されている(市街地中心部にはクルマは入れない。信号機もLRT優先など)。日本の多くの自治体のように、まずLRTありきでは結局、クルマ社会のカベにぶつかってしまう、との指摘でした。
 また、視察のもう一つの魅力は、ふだんはなかなか話す機会が少ない他会派の議員と親交が深められることです。人というのはやっぱり話してみないと分からない面が多いと気づかされます。
 行き帰りの道中では読書三昧。「日本軍のインテリジェンス」という本を読みきることができました。

党県本部夏季議員研修会

 久しぶりの更新で少々恥ずかしいです。
 本日、太田代表を迎えて、党埼玉県本部の夏季議員研修会が浦和で開催されました。私も、今回の選挙戦を通じて思うところを率直に太田代表にぶつけさせていただきました。今回の敗北の総括はさまざまにされておりますが、私たち公明党議員が最も心しなければいけないことは、「原点」を忘れていないかどうかを自分に問いかけ、「原点」に戻って再スタートを切ることだと思います。
 私も、公明党の議員として、公明党と心中する思いで、命がけで戦っていかなければならないとあらためて決意をいたしました。

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