埼玉高速鉄道の荻野社長に聞く

埼玉高速鉄道の荻野社長に聞く

21日の月曜日、公明党県議団で浦和美園駅にある埼玉高速鉄道(SR)本社を訪ね、荻野洋社長からSRの経営状況についてさまざまな話を伺いました。SRは東京メトロ南北線からつながり、川口市内を経て埼玉スタジアムのある浦和美園駅までを結ぶ第3セクター方式の地下鉄です。

県東部の鉄道なので所沢市民にとってはなじみの薄い路線です。新路線のため初乗り運賃が210円と高く、川口選出の県議からは運賃値下げの話がいつも出ますが、県西部の議員にとっては数年前に経営再建のために「借金棒引き政策」を実施した経緯があるので、おいそれと値下げには賛成できません。そんな中、通学定期の大幅割引が実施されるとのこと、それではこの際、荻野社長にいろいろと聞きましょうということになりました。

荻野社長はJR東日本の経営幹部を幹部を務めた方ですが、本人自ら「東大落語研究会出身」と称するだけあって、ユーモアを交えたサービス精神旺盛な方でした。面白い人です。かといって、経営者としてシビアな感覚もお持ちで、「競合路線のある

うさぎのラビ駅長の前で。私の右隣が荻野社長。

SRは一歩間違えば『負け犬』になってしまいます」とも話されていたのが印象的です。通学定期割引の実施についても競合路線からの利用客転移や新たな需要開拓で、その減収分も短期間で回収を見込んでいるとの力強いお話しでした。

SRも企画乗車券をはじめ、経営再建のためにできることは何でもやっているようです。新規の鉄道経営は単に列車を走らせるだけでなく、あらゆる観点から事業を行うことが不可欠であり、そうでなければ勝てないとの印象を持った視察でした。

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